見出し画像

【大学受験】面接試験、基本のキ

こんにちは!

大学入試の特別選抜では、面接が実施されるケースが多くあります。
「どんなことをするの?」「どう準備すべき?」と不安に感じる高校生も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、面接の基本事項を紹介していきます。


面接の形式

面接の形式は、大きく分けて「個人面接」「集団面接」「グループ討論」の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

個人面接

多くの場合、面接官1~3人に対し受験生1人で面接を行います。
時間は5~20分。
面接官を変えて複数回実施する大学もあります。

集団面接

面接官1~4人に対し受験生3~6人が同時に面接を行います。
時間は10~40分。
集団面接に加え、個人面接を課す大学もあります。

グループ討論

与えられたテーマについて受験生同士で討論を行います。
面接官3~5人に対し受験生5~8人、時間は30~60 分。
グループ討論に加え、個人面接を行う大学もあります。

個人面接の場合、面接官は1~3人(画像提供:PIXTA)

面接のマナー

面接は、学科試験では測れない資質や特性、意欲などが見られます。
また、社会常識やマナーが身に付いているかどうかも厳しくチェックされています。

ここでは面接マナーの基礎知識とNG例を紹介します!(大人になってからも役立つかも?)

控室

面接は控室から始まっていると心得よう!おしゃべりは禁物です。

入室時

  • 名前を呼ばれたらはっきりと返事をしましょう。

  • ノックをして面接官から「どうぞ」と言われたら入室しましょう。

  • ドアは静かに開け閉めしましょう。

NG例
・名前を呼ばれて慌ててノックもせずに面接室に飛び込んだ!
・よく見ずにドアを閉めたら、半開きになってたみたい。面接中にドアが開いてきた!

面接中

  • 椅子の横で「よろしくお願いします」→「お掛けください」と言われたら座りましょう。

  • 静かに座ったら、正しい姿勢で深く掛け、しっかり面接官を見ながら話しましょう。

  • 面接が終わったら「ありがとうございました」とお礼を述べて一礼してから退室しましょう。

  • 退室時のお辞儀は、しっかり丁寧に。

NG例
・緊張して面接官の顔が見れない……。貧乏ゆすりで心を落ち着かす。
・面接が終わった!緊張から解放されたい一心で、お辞儀もお礼もそこそこに逃げるように退室!

失敗した!と思っても慌てず、落ち着いて対応すればOK(画像提供:PIXTA)

話し方・言葉遣い

  • ゆっくり落ち着いて話しましょう。

  • 友達感覚のような言葉遣いにならないように注意(やばい、びみょう、なにげになどは×)。

  • 敬語は正しく使えるようにしましょう。無理に難しい言葉を使う必要はありません。

服装・身振り・表情

  • 清潔感のあるものを。制服のある高校の人は制服が無難です。

  • 身振りは控えめに、表情は豊かに。

  • 態度は謙虚に、しかし堂々と!

いかがでしたでしょうか?
面接はコミュニケーションです。
あまり難しく考えすぎずにリラックスして、かつ熱意をもって志望校への気持ちを伝えましょう!

▽「総合型選抜(旧AO入試)」について、出願の基準やしくみなどの基礎知識から、具体的な準備とその対策まで、分かりやすく解説します。

▽推薦入試についてもっと詳しく知りたい方はこちら。

▽現在、医学部受験ではどの大学でも必ず面接が課されます。医学部志望者は必見です!

▽Y-SAPIXで小論文・面接対策もサポート!高3生対象の医学部志望者向けプラン。

Y-SAPIXでは、大学受験に関する情報をメルマガでも発信しています。定期配信でお手軽に情報を入手したいという方は、こちらのボタンから「メルマガ会員登録(無料)」へお進みください!