【大学受験】推薦入試の種類にはどんなものがあるの?
こんにちは!
今回は大学入試の推薦入試にはどんなものがあるのか、紹介していきます。
特別選抜の種類にはどんなものがあるの?
大学入試には一般選抜以外にも「特別選抜」と呼ばれるさまざまな選抜方法があります。推薦入試をはじめとする特別選抜には、大きく分けて「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の2種類があります。
総合型選抜はかつての「AO入試」、学校推薦型選抜はかつての「推薦入試」をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
総合型選抜って?
どんな試験?試験や合格発表の時期は?
総合型選抜は、書類審査や面接などを通して、能力や適性、意欲や目的意識などを総合的に評価し判定する選抜です。
出願期間および試験は9月以降にスタートし、11月以降に合格発表があります。
総合型選抜にもいくつかのタイプがあります。詳しく見ていきましょう。
【総合型選抜】共通テストが必要 or 不要
国公立大学、特に難関大学では、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の受験が必要なケースも見られます。
また、合計点数などに基準を設けている場合もあるため、注意が必要です。
共通テストが課される場合は、入試の終了は年明けまで持ち越されます。
【総合型選抜】学力試験を課す or 課さない
総合型選抜には学力試験が課される場合とそうでない場合があります。
学力試験が課されないケースでは、「書類選考と面接のみ」などで合否が決定されます。
一方、学力試験が課されるケースでは、一般選抜と同様の筆記試験が必要となる場合があります。
【総合型選抜】他大学と併願OK or NG
国公立大学は基本的に「専願入試」です。専願入試とは、合格した場合は入学を確約するというものです。
一方、合否を問わず他大学を受験することが可能な「併願入試」を実施している大学・学部もあります。
学校推薦型選抜って?
どんな試験?試験や合格発表の時期は?
学校推薦型選抜は、学校長の推薦が必要で、出願書類や面接、共通テストなどを通して、能力を評価し判定する選抜です。
11月以降に出願・試験が行われ、合格発表は12月以降に実施されます。
詳しく見ていきましょう。
【学校推薦型選抜】公募制
まずは「公募制」の学校推薦型選抜について説明します。一般的に推薦とよばれるものはこれになります。
公募制では、大学の出願条件を満たし、学校長の推薦があれば受験が可能です。
選抜方法は大学によって異なりますので、志望校の募集要項で確認しましょう。
【学校推薦型選抜】指定校制
「指定校制」、いわゆる指定校推薦は、大学が指定する高校に限定した選抜で、基本的に私立大学のみが実施しています。
指定校推薦では、高校での内部選考と大学の選抜が行われます。内部選考を通過したからといって100%入学できるとはいえない場合もありますので、留意しておきましょう。
【学校推薦型選抜】共通テスト
上でも述べましたが、学校推薦型選抜には共通テストが課されるケースがあります。
例えば、東京大学・法学部、京都大学・工学部物理工学科、名古屋大学・法学部、一橋大学・経済学部では、共通テストが課されています(2024年度入試)。
高校の内部選考や面接の対策だけではなく、確かな学力を身に付け、共通テストの対策をしっかりとすることが必要です。
特別選抜でチャレンジの機会が増える
今回は、大学入試の特別選抜「総合型選抜」「学校推薦型選抜」について紹介しました。
一般選抜を念頭に受験勉強を進めることが大前提ですが、推薦や総合などの特別選抜を受験すれば、単純に「志望校にチャレンジする機会」が増えます。
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