【大学受験】内申点ってどうすればとれる?
こんにちは!
今回のテーマは、内申点のとり方です。
推薦入試を視野に入れている場合、内申点は重要な要素の一つです。
受験にどのような影響があるのかを踏まえたうえで、対策していくことが合格への突破口となります。
内申点って結局なんのこと?
内申点(評定)とは、いわゆる「通知表」の素点のことです。
高校によって通知表の出し方は異なりますが、5段階または10段階評価が一般的です。大学出願時には、5段階評価に換算して提出され、それを大学側が「評定平均値」として採用します。
■「評定平均値」
全科目の成績を合計し、科目数で割ったもの。小数点第一位まで表記される。成績がオール5であれば評定平均値は5.0。
大学の募集要項では「学習成績概評」とも呼ばれます。出願要件として、一定の基準を設定している大学もあります。
■「学習成績概評」
評定平均値をもとにA~Eで段階分けされたもの。評定平均値5.0~4.3までをAとし、なかでも特に優秀と認められる生徒には、高校側が○をつけ、Ⓐと表記することができる。
難関大学、特に医学部の推薦では、評定平均値4.3以上、学習成績概評A以上を出願資格として求められることもあります。
高い内申点を取るためには
普段から学校の授業や活動に意欲的に取り組むことが大切です。
学校の定期試験は、しっかり対策して高得点を取れるようにしましょう。
また、規律性や生活態度も影響しますので、提出物を期限内に必ず出すといったことも重要になってきます。
副教科(音楽、技術・家庭、保健体育、美術)も手を抜くのは禁物です。
主要教科で4や5が取れていたとしても、副教科で2や3を取ってしまうと平均評定に大きく影響するからです。
推薦入試を受けるなら平均4.0以上
推薦入試では、平均評定4.0以上という出願要件を設けている大学が多いことから、少なくとも4.0を上回るようにしたいところです。
内申点は急には上がりません。
早いうちからコツコツと対策することが大切です。
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