【大学受験】推薦の準備はいつから始める?
こんにちは!
「推薦入試はいつから準備を始めるのがいいのか?」
そんな疑問にぶつかることはありませんか?
今回は、推薦入試の準備を始めるタイミングについてアドバイスします。
内申点対策は高校1年から勝負が始まっている
学校推薦型選抜を視野に入れるのであれば、内申点対策は不可欠です。
評定平均4.0以上という出願要件を設けている大学が多いことから、少なくとも4.0を上回るようにしたいところです。
特に指定校推薦は高校内での内部選抜を勝ち抜く必要がありますので、平均評定の下限を4.3と考え、それ以上を目指しましょう。
※学校によっては評定の出し方が異なるので、応募資格をきちんと満たしているかどうか確認しておく必要があります。
内申点対策は高校1年時から勝負が始まります。
また、評定平均の対象となるのは、国語や数学だけでなく、体育や美術などの副教科も含まれます。
副教科は主要科目に比べると試験範囲や覚える内容も少ない場合が多いので、短時間で効率的に学習し定期試験で高得点を狙いましょう。
受験で使わない科目だからといって油断していると、思ったよりも点数がとれず評定平均の足を引っ張ってしまう可能性がありますので、注意が必要です。
以上のように、普段から学校の授業や活動に意欲的に取り組むと同時に、確実に学力を積み上げていくことが大切です。
面接・小論文の準備は高3の夏が勝負
面接や小論文の対策に本格的に取り組むのは、高3の夏からをお勧めします。
推薦入試はあくまでチャンスのひとつであり、合格の保証はありません。
面接や小論文の準備にやみくもに時間を割くのは得策ではありません。
一方で、一般選抜で難関大学に合格する力をつけるためには膨大な時間が必要なため、早期からの対策が必要です。
国公立大学の場合は共通テストで課される科目数も多く、国公立大学の二次試験や難関私立大学の一般選抜では、難易度の高い大学独自の問題が出題されます。
特別選抜で万が一の結果になってしまった時のことを考え、高3の夏までは、一般入試を念頭においた受験勉強や学校生活に重点を置きましょう。
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